みなさんは、お米を購入するとき何を基準に選びますか?
・価格
・味
・見た目
それぞれの選び方があると思いますが、お米にはきちんとしたランク付けがあります。
今回は、そんなお米のランキングについて分かりやすく説明します。
そんなランキングで最高評価を続けている北海道のお米も解説。
美味しいお米選びの基準になりますので、ぜひ参考にしてください。
お米のランク付け
お米には、等級・食味ランキング・米・食味分析鑑定コンクールと3つのランク付けがあります。
どんなランク付けなのかそれぞれ見てみましょう。
お米の等級(見た目のきれいさの格付け)
玄米を含むお米の等級は1等級、2等級、3等級、規格外の4種類で格付けされています。
公的機関で検査をして等級が付けられています。
よく袋に等級が書いていないこともありますが、これは等級の表示義務がないからです。
食味ランキング
お米の等級とは別に「特A」「A」などのランク付けがあることはご存知ですね。
あのランク付けは等級ではなく「食味ランキング」による格付けなのです。
食味ランキングは昭和46年(1971年)度産のお米から毎年全国規模で行われいます。
複数産地のコシヒカリのブレンド米を基準にして味や香り、粘りなどを炊飯した白飯を試食して評価する食味官能試験に基づいて格付けされているのです。
おおむね同等のものを「A’」、基準米よりも特に良好なものを「特A」、良好なものを「A」、やや劣るものを「B」、劣るものを「B’」として評価を行行っています。
この結果を毎年食味ランキングとして取りまとめ、発表しているのが食味ランキングです。
米・食味分析鑑定コンクール
米・食味分析鑑定コンクールとは、米・食味鑑定士協会が平成12年(2000年)から行っている ”お米のコンクール” です。
2000年頃のお米の検査と言えば、未だ「等級検査」のみが主流でした。
その頃から、お米の食味にこだわり、また、衰退しつつあった「地方・農業・稲作の復興」を後押しするべく始まったコンクールが米・食味分析鑑定コンクールで、今まで曖昧だったお米の味を数値によってか(見える化)しました。
「食味計」と呼ばれる近赤外線分析機で測定されます。
測定するのは、4種の成分「アミロース」「たんぱく質」「水分」「脂肪酸度」成分を測定して算出される数値です。
最高点は100点、数値が高いほどおいしいお米になります。
日本産米の基準は65~75点で、70点以上であれば「70~80%の人が美味しいと感じる」とされています。
コンクールでは、金賞・特別賞などの賞が設けられていて受賞した品種は、国内はもとより海外でも高い評価を得ます。
食味ランキングで特Aをとり続ける北海道米
北海道で作られたお米の中にも食味ランキングで連続して、特Aをとっているお米が3種類あります。
食味ランキングは、20名の検査官が、実際に食べてその味を判断するものですからこの結果が、高いお米は美味しいと判断できます。
ゆめぴりか
北海道のお米は?と聞くと必ず出てくるのが「ゆめぴりか」
甘味が強く粘りがありっとっても美味しい、北海道自慢のお米です。
食味ランキングで、「ゆめぴりか」は、連続特Aを獲得しています。
平成22年(2010年)~令和4年(2022年)13年連続で最高ランクの特A
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ななつぼし
「ななつぼし」も北海道を代表するお米の一つです。
飲食店で使われる「ななつぼし」は、冷めても美味しいと人気です。
こちらも平成22年(2010年)~令和4年(2022年)13年連続特Aを獲得。
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ふっくりんこ
「ゆめぴりか」「ななつぼし」とくらべて「ふっくりんこ」は、聞いた事がない方も多いと思います。
道南で生まれたお米で現在生産されているのは、道南と空地地方だけです。
ふっくらとした食感なので「ふっくりんこ」と名付けられたこのお米も、その美味しさから料亭などでも使われています。
「ふっくりんこ」も食味ランキング特Aのお米です。
平成26年(2014年)~平成28年(2016年)3年連続
令和元年(2019年)~令和4年(2022年)4年連続
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さいごに
今回は、お米のランキングについてとそのランキングの最高評価が特Aの北海道米「ゆめぴりか」「ななつぼし」「ふっくりんこ」についてご紹介しました。
検査官20名が実際に食べて判定する食味ランキング。
20名も食べての判断ですから、購入基準として参考になりますね。
お好みのお米を見つけて美味しく食べてくださいね。