緊急速報
北海道の襟裳岬より西の太平洋沿岸が、オオズワイガニフィバーで大変なことになっています。
ニュースを見ていますと、室蘭市でも即売会をするくらい
ニュースにならない所でも取れだしています。
通販で購入できる所がありますのでご紹介します。
ここ一週間くらいニュースを見るとカニ・かに・蟹
もう蟹のニュースで大賑わい!!
始めの頃は、カレイの刺し網にカレイではなくオオズワイガニが入って蟹の足が網に絡まったりしているので、大変な被害が出ているというニュースでした。
今回は、大量発生中のオオズワイガニについて美味しいのか不味いのか?
どこで買えるのかなど、詳しくご紹介します。
えりも町
北海道の東南の一番端にあり太平洋に面した漁業の盛んな町で、さっぽろから車で行くと3時間半から4時間くらいで行ける町です。
その昔、森進一さんが何もない春です~と歌っていましたが、そんな事はありません。
普段有名なのが、なんといっても昆布、日高昆布の半分以上は襟裳の昆布。
その昆布を食べて育った春ウニ、つぶ、たこ、毛ガニなども有名です。
そんな街に今回のカニ騒動、カニは高価で漁師さんもうれしいはずと思ってましたが、実際はそうではなかったんです。
オオズワイガニ
ズワイガニの仲間としてオオズワイガニという種類の蟹もいます。
オオズワイガニは本ズワイガニと近縁種ですが、本ズワイガニと見分けがつきにくく、偽って販売されることもある品種で価格が安いそうです。
ただし見分ける方法を覚えておくことで、オオズワイガニだと簡単に判別することができます。
オオズワイガニは、ズワイガニと比べると茶色が濃く横に長い甲羅が特徴です。
ズワイガニの仲間で大型になるためオオズワイガニと呼ばれています。
このオオズワイガニが降ってわいたように網にかかったり、タコをとろうとするとカニが入っている、エビもタコも取れないくらいですからもう大変です。
どこで買えるの
12日までは、漁獲許可が出ていなかったので市場に出回ることはありませんでした。
えりも町では、えりも漁港協同組合の直売所では、甲幅8センチ以上のものを1尾150円とか200円で販売、近隣町村や札幌からも購入客が殺到午前中で売り切れるほどの人気です。
だからか値段も300円から500円とちょっと上がってきたようです。
同じく漁協のオンラインショップでも売っていました。
こちらは、10尾3,980円+送料でした。
でもショップから削除されていますので販売終了したようです。
6月14日 販売再開しました。
10尾4,980円+送料になりました。
6月15日
10尾5,980円+送料になりました。
値段が上がってきましたね。
売り切れの時が多いようですから購入したい方は、何度もチェックしてみてください。
えりも漁業協同組合直営ネットショップにて販売中
あと、販売しているのは、隣の様似町マルサン工藤商店
今後の見通し
日高沿岸の漁協では、「特別採捕許可」を北海道に申請していましたが、6月12日から、道が生息数の実態調査を含めて漁獲の許可を出しました。
早速、カニかごでの漁が始まりました。
2トンほどの漁獲量だったそうですが、一部が市場に出されたそうです。
大型のものでキロ600円ちょっと値段が上がったようです。
市場に出たという事は、道内他の地区の市場やスーパーなどの店頭に並ぶ日も近そうですね。
すぐに食べたい方は、様似、襟裳に行って購入することをお勧めします。
7月になってからの様子は、こちらの記事をお読みください。
オオズワイガニには、美味しいの
今回のカニは、形が小さいですから、身は少ないですが実際食べた人たちは、「おいしい」と口をそろえていってます。
甘みもあって鍋も美味しいし茹でて食べても美味しい。
早く出回ってほしいですね。
さいごに
今回は、日高沿岸で今大量発生しているオオズワイガニについてご紹介しました。
今、地元に行くと300円から500円くらいの価格で販売されています。
残念ですが通信販売はありません。
味がいいオオズワイガニ市場出荷が始まりましたので今後の動きに注目です。
また、動きがありましたらご報告します。